akebonohaze’s blog

就活ブログです!!

【石油業界を取り巻く環境】

 

石油業界の業界研究をすると必ず出会う単語の代表格として

可採年数 という言葉があります。

 

可採年数とは、石油を掘り出すことが出来る年数です。

例えば 

可採年数 = 50年と書いてある場合、

50年後には石油を掘り出すことが出来なくなるという意味です。

 

会社説明会に行くと、この可採年数は技術の進歩により年々伸びているから大丈夫!!

と人事の方に言われるでしょう。

私も言われました。

 

そんなわけありません。

 

1つ前の記事にも書きましたが、なぜ日本資源開発は非石油事業に注力するのか

出光興産はバイオマス燃料に注力するのか

「技術の進歩による可採年数の増加」なんて当てにならないということが分かっているからです。

 

その事実を就活生に説明しないまま大丈夫というのは大丈夫大丈夫と連呼するのはいただけません。

人事のいうことを鵜呑みにせず、一歩引いた目線で企業分析をすることが大切です。

 

 

また、石油と関わりの深い産業として挙げられるのが自動車産業です。

皆さまニュースや新聞で海外では電気自動車の普及率が高まっているという記事を見かけたことはありますか?

事実多くの外資系自動車会社は電気自動車の製造に力を入れております。

 

ではなぜ日本で電気自動車が普及しないのか、電気自動車の性能がまだ実用的でないという点もありますが、それにしても海外に比べて普及率が非常に低いです。

 

その理由を元自動車関係者の方が語ってくれました。

結論は石油業界のと自動車業界のトップが繋がっているからです。

ここではあえて「繋がっている」という曖昧な表現にさせていただきます。

 

電気自動車が普及→ガソリン自動車の衰退→石油業界への大打撃

石油業界の方はこの図が鮮明に描けるからこそ、この流れを作るまいと自動車業界と繋がりをもって生き残ろうとしているんですね~

 

哀れです。

世の中は常に「時代遅れの物は廃れていき、良いものがのこる。」

 

いくら力を尽くそうとこの流れにはあらがえないのです。

 

就活生の皆さん、憧れのみで入社を決めてはいけません。

時代の変遷に柔軟に対応できる会社に入るべきであると思います。

 

私もその視点から石油会社を絞り込みし、1社しか受けませんでした。

どうかよく考えてください。

 

本日はここまで、

次回からは企業ごとの特徴についてお話していきます。

 

それでは